更新をサボっていました。

今年(令和5年)は、大変な猛暑でした。8月14日は、当地柏崎市で観測史上38.8度38.8度を記録しました。お盆の棚経中でクラクラしましたが、なんとか乗り切りました。世界的な異常気象の影響でしょうか?
 
そんな中で今年はお大師様の御生誕1,250年の正当年です。
 遅ればせながら正当年にどんな活動をしたか、報告し足します。5月15日総本山長谷寺で開催された弘法大師御生誕1250年の大法要に出仕いたしました。私の生涯の中でこのような大法要に出会うことは、これが最後かもしれません。お大師様の「この身、このままで仏になれる」という教えを体感いたしました。
 また6月5日から7日まで越後宗務支所で100名の方とバス3台で総登嶺を行いました。支所長として就任時のお約束が果たせたことで安堵いたしました。参加していた方々からもお大師様の威徳を肌で感じていただけたかと思います。
 コロナ禍の対応が、国の施策で2類から5類に移行したことで実現できたのかもしれません。これもお大師様のご加護かと思っております。

 また今年は、越後宗務支所の支所長4年任期の最終年です。地方寺院の活性化と今後のあり方を模索した日々でした。地方においては、法灯を継承するために、寺院の統合合併もやむを得ないことかと思っております。檀信徒の方から菩提寺が真言宗豊山派のお寺でよかったと思っていただけるように精進してまいりたいと存じます。

 また日頃よりお寺は文化の発信地にならなくてはと思っております。小生の末弟が「小林三四郎」という芸名(本名 恒行)で映画のプロダクッション「太秦」の代表を務めており、令和3年年に詩人萩原朔太郎さんのお子さん萩原葉子さん原作の「天上の花」という作品をほぼ柏崎をロケ地に11月1日から14日までの2週間で撮影を行いました。その間、スタッフは金泉寺で合宿状態で、金泉寺もロケ地となり映画の中で何カットも登場しています。まだコロナ禍が収束していない時期で、感染対策をしながらの強行軍でした。主演の東出昌大さんは、真剣に三好達治役に打ち込んでいました。女優の入山法子さんも萩原朔太郎の妹役に真正面から向き合って迫真の演技でした。天上の花に出演した噺家、林家たこ蔵師匠とは、ご縁があり節分会や盆参会にお出でいただき古典落語を披露して下さいました。また、三四郎と一緒に天上の花のプロデューサーをつとめられた寺脇 研さんの紹介で当時、柳家かゑる今年9月21日より真打ちに昇格し柳家平和となられた噺家さんが昨年8月に全国の寺をバイクで巡り
「ちょっと怖い子ども向けの落語会」を企画し、金泉寺も令和4年2年8月5日に訪れてくれました。
弟の活動で金泉寺も少々文化の発信をしております。また今年の10月27日には、森下2”booki”
寿一さんのコンサートも連続3回目の公演になります。この企画は、蓮池 薰君の兄、透さんとの縁で始まったものです。文化の発信などと偉そうに言っていますが、全て身内や知り合いの縁から生まれたものです。感謝しかありません。

 久しぶりで長くなりました。今後は小まめに更新したいと思います。 
            

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